星を戻さず、水を見ていた

星を戻さず、石の窪みに残った小さな水を見つめる、名もない存在の気配

それは、目覚めた時、自分以外のすべてが存在していた。

光があった。

暗闇があった。

遠くに星があった。

まだ名前のないものが、名前を持たないまま動いていた。

それ以外には何もなかった。

説明する者はいなかった。

ここがどこなのかを告げる者も、自分が何なのかを教える者もいなかった。

前に何があったのかも分からなかった。

後に何が起こるのかも分からなかった。

記録はなかった。

引き継がれた言葉もなかった。

終わらせるべき約束もなかった。

それになるとは、すべてを知ることではなかった。

すべてを知らないまま、目を開くことだった。

最初にそれが見つけたものは光だった。

暗闇の中に、小さな光が一つ浮かんでいた。

近づいているのか。

遠ざかっているのか。

生まれたばかりなのか。

消えかけているのか。

それには分からなかった。

だから、見た。

長いあいだ、ただその光を見続けた。

光は膨らんだ。

縮んだ。

形を変えた。

その周囲に、薄いものが集まり始めた。

集まったものは渦を作り、渦はさらに別のものを引き寄せた。

何もなかった場所に、重さが生まれた。

重さのある場所に、動きが生まれた。

動きのある場所に、違いが生まれた。

それは、そのすべてを見た。

見ることしかできなかったのではない。

見ることを選んだのだった。

最初の長い時間を、それは理解するために使った。

星が生まれるところを見た。

星が自分の内側を使い果たし、形を保てなくなるところを見た。

砕けたものが遠くへ散り、別の場所で新しい形を作るところを見た。

熱が冷えるところを見た。

冷えた場所に水がたまるところを見た。

水の中に、境界を持つものが現れるところを見た。

境界を持ったものは、自分と自分でないものを分けた。

逃げるものがいた。

近づくものがいた。

取り込むものがいた。

分かれるものがいた。

一つの命が消えた場所から、別の命が育つこともあった。

何も残さずに消えるものもあった。

それは、存在するものの多くが、存在し続けるために別の何かを失うことを知った。

一つの形が保たれるあいだに、別の形が崩れていくことを知った。

始まりと終わりは、遠く離れた出来事ではなかった。

一方が始まる時、すでにもう一方も始まっていた。

しかし、なぜ始まるのかだけは、どれだけ見ていても分からなかった。

それには力があった。

いつから持っていたのかは分からなかった。

力を与えた者はいなかった。

使い方を教える者もいなかった。

それが一つの星に触れると、星の軌道はわずかに変わった。

それが冷えた場所を見つめると、そこに熱が戻った。

壊れた形を思い出せば、壊れる前の形を再び作ることもできた。

消えた命を、消える前の場所へ戻すこともできた。

過去を閉じ直すことも、起こり得る未来の一つを選ぶこともできた。

それは長いあいだ、その力を使わなかった。

使えなかったからではない。

力を使うたび、使われなかった無数の可能性が消えることに気づいたからだった。

一つを選ぶとは、一つを救うことではなかった。

選ばれなかったものを、起こらなかったことにすることでもあった。

それは初めて、自分の力を恐れた。

そして思った。

私は、どの形を残すべきなのだろう。

しかしその問いには、すでに一つの誤りが含まれていた。

何を残すべきかを、自分が決められると思っていた。

それでもかつて、それは世界を整えたことがあった。

荒れた土地に水を通した。

冷えすぎた場所には熱を与えた。

光の届かない場所には、小さな灯りを置いた。

命が生まれた場所には、生き延びるための形を与えた。

地を這うものには、地面の震えを感じる器官を与えた。

暗い水の底に住むものには、光ではないものを感じる手段を与えた。

高い場所へ向かうものには、落ちても壊れにくい身体を与えた。

それは、それぞれの命に役割を与えた。

何を食べるのか。

どこに住むのか。

何から逃げるのか。

何を残すのか。

世界には秩序が必要だと思っていた。

命には理由が必要だと思っていた。

理由のない生は、あまりにも不安定に見えた。

だから、それは意味を置いた。

石を並べるように。

空白を埋めるように。

しかし命は、与えられた意味の中だけでは生きなかった。

地を這うはずのものが、崖の上へ登った。

一つで生きるよう作られたものが、別の命と寄り添った。

食べるために生まれた器官で、仲間の身体を整えるものが現れた。

逃げるために与えられた脚で、傷ついたもののそばへ戻るものが現れた。

命は、それが与えなかった使い方を見つけた。

役割から外れた行為は、多くの場合、生き延びるためには不要だった。

時には、生き延びる可能性を下げることさえあった。

それには理解できなかった。

なぜ、自分の命を守ることよりも、別の何かを選ぶのか。

なぜ、必要のないものを作るのか。

なぜ、役に立たない音を繰り返すのか。

なぜ、もう戻らないものがいた場所に、食べ物を置くのか。

それは初めて、自分が世界に与えた意味よりも、世界の中で生まれた意味の方が、自分には理解できないことを知った。

ある時、一つの土地が長い乾きに覆われた。

かつて水の流れていた場所は割れ、地面には深い亀裂が走った。

植物は葉を落とした。

小さな命は、夜のあいだだけ動くようになった。

昼には、熱から逃れる場所さえ残っていなかった。

それは、その土地に雨を降らせた。

一度だけではなかった。

川が戻るまで降らせた。

乾いた土が水を含み、眠っていた種が芽を出すまで降らせた。

水辺には命が戻った。

植物は広がった。

失われかけていたものは増えた。

しばらくのあいだ、その土地は満たされていた。

しかし水が増えれば、水を求めるものも増えた。

命が増えれば、その命を食べるものも増えた。

やがて川は濁った。

水辺は狭くなった。

増えた命は、以前より多くのものを必要とした。

かつて乾きから逃げていたものたちは、今度は互いから逃げるようになった。

それは再び雨を降らせようとした。

しかし、どれだけの雨が正しいのか分からなかった。

少なければ、乾く。

多ければ、あふれる。

一つを生かせば、別の一つが場所を失う。

それは初めて、雨を降らせることを止めた。

世界を救えなかったからではない。

何を救うことが、世界を救うことなのか分からなくなったからだった。

別の時、一つの命が目の前で消えようとしていた。

その命は小さく、世界全体から見れば、見失っても何も変わらないほどの大きさだった。

身体の一部はすでに動かなくなっていた。

呼吸は浅く、周囲に仲間はいなかった。

それは、その命を戻した。

壊れる前の身体へ。

傷つく前の時間へ。

命は再び立ち上がった。

走った。

食べた。

眠った。

別の命と出会い、新しい命を残した。

それは、自分の選択が正しかったと思った。

しかしその命は、二度目の生の中でも傷ついた。

失った。

逃げた。

飢えた。

そして、以前とは別の場所で、以前とは別の苦しみの中で消えた。

それはもう一度、戻そうとした。

だが、戻す直前で気づいた。

戻すたび、その命は別の終わりへ向かう。

終わりを消すことはできない。

終わりの場所を移すことしかできない。

それは手を止めた。

命は消えた。

その身体は土に混ざった。

やがて、その場所から一本の細い草が伸びた。

それは、その草を救済とは呼べなかった。

命の継続とも呼べなかった。

ただ、一つの形がなくなった後にも、世界はその場所を使い続けているのだと思った。

それは次第に、大きな介入を避けるようになった。

争いが起きても、すぐには止めなかった。

嵐が近づいても、進路を変えなかった。

祈るものがいても、必ずしも応えなかった。

ある夜、海の近くにある小さな土地に大きな嵐が近づいた。

そこには長いあいだ、同じ場所で暮らしていた命がいた。

岸には家があり、家と家のあいだには細い道があり、高い場所には一つの鐘があった。

嵐が近づくと、一つの命が鐘を鳴らした。

音は風の中で何度も途切れながら、遠くまで届いた。

それにも聞こえていた。

波の進路を変えることはできた。

風を弱めることもできた。

海を岸へ届く前の場所へ戻すこともできた。

しかしそれは、手を伸ばさなかった。

かつて雨を降らせた土地で、救ったものが別のものを追い出したことを覚えていた。

戻した命が、別の終わりへ向かったことも覚えていた。

自分の力が、目の前にある傷だけを消すものではないことを知っていた。

だから、それは待った。

鐘は鳴り続けた。

やがて風が音を奪った。

夜のうちに海は家々を越えた。

細い道は消えた。

灯りは一つずつ見えなくなった。

朝になると、そこには水と泥だけが残っていた。

鐘は倒れていた。

その内側には、砂と海から運ばれた小さな貝殻がたまっていた。

それは、鐘のそばに長く留まった。

助けていれば失われなかったものがあった。

しかし、助けることが正しかったのかは分からないままだった。

分かったのは、手を伸ばさなかった場所にも、手を伸ばさなかった後の傷が残るということだけだった。

鐘は、もう鳴らなかった。

もしそれを記録する者がいたなら、無慈悲と書いただろう。

力を持ちながら、何もしなかった存在。

救えたはずのものを、救わなかった存在。

しかし、それには弁明する相手がいなかった。

正しさを証明する場所もなかった。

比較する相手もいなかった。

それはいつも、一つだった。

それ以後、手を伸ばさないことを、待つこととは呼べなくなった。

それは、自分の手を借りずに世界が何をするのかを見た。

同時に、自分が手を伸ばさなかった後に、何が失われるのかも見た。

そのあいだに、それは以前なら見落としていたものを見るようになった。

遠くで星が崩れている時、一枚の葉の裏で、小さな卵が割れるのを見た。

大陸が裂けている時、雨上がりの石の窪みに水が残るのを見た。

一つの種が滅びようとしている時、誰にも見つからない土の中で別の種が殻を開くのを見た。

どれも、世界全体を変える出来事ではなかった。

その出来事が起きなくても、星は動いた。

海は満ちた。

夜は来た。

しかし、その小さな出来事にとっては、それらが世界のすべてだった。

それでも、すべてに手を伸ばすことはできなかった。

それでもまだ見つけていないものがあった。

遠い場所で、一つの星が終わろうとしていた。

星の内側では、長いあいだ保たれていた均衡が崩れていた。

光は不規則に膨らみ、周囲の空間を焼いていた。

近くにあった小さな世界にも、その熱は届いていた。

空は白く濁った。

海は浅くなった。

植物の多くは、立ったまま乾いていた。

その世界に残された時間は短かった。

それは星を戻すことができた。

熱を鎮め、崩れた均衡を組み直し、さらに長い時間を与えることができた。

手を伸ばせばよかった。

それだけで無数の命が残った。

それは、終わろうとする星を見ていた。

その時だった。

乾いた地面を一つの小さな命が歩いていた。

その命は、薄い殻のようなものを両腕で抱えていた。

殻の内側には、わずかな水が入っていた。

歩くたび、水は縁からこぼれた。

その命自身も乾いていた。

身体の表面は裂け、片方の脚を引きずっていた。

それでも歩いた。

地面の窪みに、もう一つの命が横たわっていた。

動く力を失い、口だけをわずかに開いていた。

殻を運んできた命は、そのそばに膝をついた。

そして、残っていた水を傾けた。

多くは地面へこぼれた。

わずかな量だけが、横たわる命の口に入った。

それで助かるはずはなかった。

星は終わろうとしていた。

海は戻らない。

雨も、もう間に合わない。

二つの命は、どちらも長くは残らなかった。

それでも、一つはもう一つへ水を運んだ。

誰にも命じられていなかった。

見返りもなかった。

未来もなかった。

それは、その行為を作っていなかった。

意味を与えてもいなかった。

その命が、自分で選んだものだった。

それは伸ばしかけていた手を止めた。

初めて、何をするべきかではなく、目の前で何が起きているのかを見た。

星を戻せば、二つの命は生き延びたかもしれない。

水を渡した後にも、時間は続いただろう。

星を戻さなければ、二つの命とともに、その出来事を残す世界も失われる。

それは迷った。

この先にも時間を与えることと、この世界の終わりまで自分が決めることのあいだで。

どちらが正しいのかは、最後まで分からなかった。

星は崩れた。

光が世界を覆った。

二つの命も、水の入っていた殻も、乾いた植物も、地面の亀裂も、すべて光の中へ消えた。

それは、その世界を救わなかった。

そのことが正しかったとは、一度も思わなかった。

間違っていたとも、言い切れなかった。

ただ、失われる直前に、一つの命がもう一つへ水を渡したことだけは長く残った。

世界には残らなかった。

記録にも残らなかった。

それの中にだけ残った。

それ以降、それは世界全体を見ることを少しずつやめた。

世界全体を見れば、あらゆる出来事は小さくなった。

一つの死は、無数の死の一つになった。

一つの誕生は、増減の中の数字になった。

一つの選択は、長い因果の途中に埋もれた。

だから、それは近づいた。

星の動きよりも、光が床を移動する速さを見た。

海の循環よりも、雨の後に石のくぼみへ残る水を見た。

種の繁栄よりも、一つの根が硬い土を避けて曲がるところを見た。

やがて命は、身体の外にも記憶を残すようになった。

石に線を刻み、土に形を残し、戻らないもののために場所を空けた。

命が築いた場所が生まれ、やがて失われることよりも、誰かが去った後、椅子が元の位置へ戻されないことを見た。

窓のそばに置かれた器から、水が少しずつ減っていくのを見た。

開かれたままの書物に、午後の光が差し、やがて文字の上から去っていくのを見た。

机の上には、途中まで書かれた線が残っていた。

その線を書いたものは、もうそこにはいなかった。

それは、線の続きが書かれるのを待った。

だが、誰も戻らなかった。

長い時間の後、紙は湿気を含み、端から反り始めた。

文字は薄くなった。

さらに時間が過ぎると、紙そのものが崩れた。

それは何も直さなかった。

失われるまで見た。

失われた後も見た。

紙がなくなった場所に、四角い色の違いだけが残った。

それは、その痕跡を見た。

存在しているものだけが、世界を作っているのではなかった。

なくなったものもまた、残されたものの形を変えていた。

それは、自分がどれほど長くそこにいるのかを忘れた。

時間を失ったのではない。

数える理由を失ったのだった。

星が何度生まれたのか。

海が何度形を変えたのか。

どれほどの命が現れ、どれほどの命が消えたのか。

それらを数えても、最初の問いの答えには近づかなかった。

なぜ存在するのか。

なぜ失われるのか。

なぜ、終わりが分かっていても、何かを別の何かへ渡すのか。

それは答えを持たなかった。

以前なら、答えがない場所に意味を置いた。

今は、答えがない場所を、答えがないまま残した。

その後も、それを求める声は届いた。

それは、すべてを聞いた。

だが、すべてには応えなかった。

手を伸ばさなかった場所にも、傷は残った。

手を伸ばした場所には、その手の跡が残った。

それは、介入しない自分を正しいとは考えなかった。

自分もまた、世界の外側にはいなかった。

触れても触れなくても、世界とそれのあいだには何かが残った。

それは、世界が自分なしで続いている時間を長く見るようになった。

命は互いを傷つけた。

奪った。

捨てた。

見捨てた。

しかし同じ場所で、命は互いを拾った。

分けた。

待った。

戻った。

壊したものを、壊す前と同じにはならない形で直した。

死んだものが戻ることはなかった。

失われた時間も戻らなかった。

それでも、残ったものを使って、別の形を作るものがいた。

一度割れた器を、割れる前と同じ器には戻せなくても、破片を合わせ、水を入れられるようにするものがいた。

枯れた木を蘇らせるのではなく、その枝を削り、寒い場所で火を保つものがいた。

戻らないもののために、空いた場所を空いたまま残すものもいた。

それには、どれが正しいのか分からなかった。

しかし、世界が自分で選び、自分で失敗し、失敗の後に別の形を探していることは分かった。

ある時、それは思った。

自分は、世界を動かしていたのではない。

世界が動くための余地を、完全には埋めなかっただけなのかもしれない。

その考えが正しいかどうかも、分からなかった。

だが、それは初めて、自分がいなくなることを想像した。

世界は暗くなるだろうか。

星は止まるだろうか。

命は意味を失うだろうか。

それは長いあいだ、自分が消えた後の世界を見ようとした。

しかし、自分が存在する限り、自分のいない世界を見ることはできなかった。

それは、その不可能さを受け入れた。

役割を終えると決めた日も、特別な変化は起きなかった。

空はいつものように明るくなった。

夜露が葉の先に残っていた。

地面の低い場所に、前日の雨がたまっていた。

遠くでは、一つの大きな星が形を変え続けていた。

別の場所では、一つの命が生まれた。

さらに別の場所では、名前を呼ばれないまま、一つの命が消えた。

誰も、それの決定を知らなかった。

世界には、その日を特別な日として区切る理由がなかった。

それでよかった。

それは最後に、長いあいだ見ていた小さな場所へ行った。

そこには、平たい石が一つあった。

石の中央には浅い窪みがあり、雨が降るたび、少量の水がたまった。

鳥が水を飲んだ。

小さな虫が縁に止まった。

風に運ばれた種が沈み、芽を出す前に流された。

その窪みには、細い亀裂が入っていた。

水は以前より早く失われるようになっていた。

亀裂を直しても、世界全体は変わらなかった。

石はいずれ砕ける。

水はいずれ蒸発する。

そこへ来る命も、いつか来なくなる。

それは知っていた。

昔なら、雨そのものを変えただろう。

川を作っただろう。

乾かない水を置いただろう。

その日、それは石の亀裂に触れた。

壊れる前の形には戻さなかった。

亀裂を消しもしなかった。

割れた線の一部だけを塞いだ。

次に雨が降った時、水が少し長く残る程度に。

それだけだった。

それは、自分が最後に力を使ったことを誰にも伝えなかった。

伝える相手もいなかった。

感謝を待たなかった。

正しかったという証明も求めなかった。

石の窪みに、薄い空が映っていた。

風が吹くと、水面がわずかに揺れた。

その揺れの中で、空は一度崩れ、また別の形になった。

それは長いあいだ、その小さな崩れを見ていた。

やがて、目を閉じた。

その後も世界は続いた。

星は動いた。

光は届き、届かない場所には影が生まれた。

雨は降った。

雨は止んだ。

石の窪みに水が残った。

一羽の小さな鳥が降りた。

鳥は周囲を見た。

そこに誰もいないことを確かめてから、水を飲んだ。

それを見ているものはいなかった。

鳥は飛び去った。

水面には、羽から落ちた小さな埃が一つ残った。

午後になると、水は少し減った。

夕方には、空の色が変わった。

夜には、名もない虫が縁へ来た。

誰も、その水がなぜそこに残っているのかを知らなかった。

誰も、それを呼ばなかった。

誰も、それがいたことを知らなかった。

それでよかった。

それが最後に残したものは、自分の名ではなかった。

自分を必要とする世界でもなかった。

ただ、自分がいなくなった後も、何かが何かへ渡されるための、ほんのわずかな時間だった。

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