
案内人の海獅(アシカ)
この場所をつくっている人について
TranquilGuides.com は、案内人の海獅(アシカ)によって運営されています。
インスタレーション、映像、写真、文章、Webを横断しながら、記憶、身体感覚、時間、喪失、不在について制作しています。
ここで大切にしているのは、名前や肩書きだけではなく、どのような感覚で世界を受け取り、何を残そうとしているかです。
日々の暮らしの中では、
光が強すぎること。
音が多すぎること。
情報の流れが速すぎること。
言葉や人の気配が、身体に長く残ること。
そうした、外からは見えにくい負荷を観察しています。
関心があるのは、
- 感覚に過度な負荷をかけにくい環境
- 疲労や緊張が残る身体
- 記憶と現在のあいだに生まれるずれ
- 人、関係、場所、過去の自分を失うこと
- 日常の中に残る、名前のつかない感覚
- 創作と生存の関係
- 無理に強くならなくても続けられる生活
- 自分のリズムと現在地へ戻るための方法
です。
Tranquil Guidesでは、個人的な経験を出発点に、文章、物語、写真、音、診断、仮想的な部屋として記録しています。
ただし、経験を一般的な教訓へ置き換えたり、誰にでも当てはまる答えとして提示したりすることは目的にしていません。
ある人の身体に起きたことを、その固有性を失わないまま残すこと。
その記録が、別の誰かにとって自分の感覚を確かめる手がかりになること。
その可能性を考えながら制作しています。
この場所は、大きな答えを示すためのものではありません。
疲れているとき。
自分の感覚が分からないとき。
何かを失ったあと。
今日をうまく終えられない夜。
そのような時間に、すぐに前へ進まなくてもよい場所として存在しています。
ここにある文章や作品が、誰かを強く変えるとは考えていません。
ただ、読む前より少し呼吸がしやすくなること。
自分の状態に、まだ不完全でも言葉が与えられること。
「ここにいた」と確認できる痕跡が残ること。
そうした小さな変化を大切にしています。
