生存ログ– category –
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自分宛ての恋文
これまでの会話を手がかりに、AIから自分宛ての恋文を書いてもらうためのプロンプト。褒め言葉を並べるのではなく、繰り返し現れる言葉や選択、行動から、その人のどこに惹かれるのかを一通の手紙としてたどります。 -
まだ着られるまま
まだ着られる。壊れてもいない。それでも、いつの間にか選ばなくなった服がある。何度も取り出しては戻しながら、「着られる」と「着る」のあいだにある時間をたどる。 -
本日分、終了
この町では、一日に一度だけ、嘘が物になる。朝のうちに嘘を「消化」する習慣のなかで、「大丈夫」と答えたあとに現れた白い箱が、やがて町の当たり前を揺らしていく。 -
再接続中
一週間を整理するために設定した処理は、月曜日の九時一分、開始から0秒で止まった。画面に残った「再接続中」を見ながら、途中になっているものと、それぞれに異なる停止時間について考える。 -
水を十センチ動かす
一本の木が水の中に入ると、変わるのは木だけではない。距離、光、重なり、身体の動きまで含めて、見えている関係そのものが変わっていく。「海の中の森」から、物とそのあいだにある環境について考える。 -
月に線を引く
満月と、ほぼ満月。その違いはあるのに、私には見分けられない。連続して変化する月と、人がそこに置く境界について考える。 -
六畳、五十七デシベル
この街では、声の大きさで家賃が決まる。一デシベルにつき、月千円。声を小さくするほど暮らしは安くなり、話さなくても生活できる街で、私は少しずつ自分の声を使わなくなっていった。 -
まだ名前のない魔法
いくつかの質問に答えながら、まだ名前のない「あなたの魔法」の法則を見つけていく。完成した魔法は、記録として持ち帰り、いつものAIでも使えます。 -
洗濯物の共同生活
歯ブラシ、下着、牛乳、引き出し、傷、まだ温かいTシャツ。誰かと暮らすほどではない関係の中で、身体は少しずつ生活に残っていく。 -
Quiet Letter 12
休むのか、続けるのか、辞めるのか。私はあなたの代わりに決めることはできません。でも、決められない時間に付き合うことはできます。体調を崩し、仕事やこれからのことを考えるだけでもしんどい人へ送る手紙。 -
世界の温度で私になる
暑い日は歩き方が変わり、寒い日はポケットに手を入れる。私たちは、気温や光、時間、疲れといった条件に合わせて、一日の動き方を少しずつ変えている。固定された「私」ではなく、世界との調整の中でその日の自分ができていくことについて。 -
まだ夜になりきらない時間
夕方六時は、誰にとっても夕方六時ではない。帰る人、働き始める人、店を閉じる人、明日の準備をする人。同じ時刻の中に重なる、複数の一日と夜を見つめる。 -
Cinema Guide: 好きな映画を話す
映画を学んでいた、と話すとよく聞かれる「好きな映画は?」「好きな監督は?」「おすすめの映画は?」。ランキングではなく、今の自分の映画の好みを、作品とともにまとめました。 -
Hello, World! 意味は、あとで
十歳になる前から、自分がここにいる理由を考えていた。高校に入り、友人ができ、部活を選び、忙しい日々を過ごすうちに、その問いを考えない時間が増えていった。答えを見つけたわけではない。ただ、意味より先に生活があった。 -
未証言の身体
同じ日に買い、同じ距離を歩いてきた靴なのに、右のかかとだけが先に減っていた。自分では見ることのできない歩き方と、思い出せない何千もの一歩。その結果だけが、靴底に残っている。 -
半年前を着る
久しぶりに着た上着のポケットから、半年前のレシートが出てきた。残っていたのは、記憶ではなく、店名や時刻や金額だった。ポケットに残る小さなものから、忘れることと、決めずに置いておく時間をたどる。 -
一口目にはまだ名前がない
味噌汁を口に入れる。最初に分かるのは、まだ味ではない。熱い。食べ物の温度と身体が一口ごとに変わっていく、その短い時間をたどる。 -
時速四キロの内訳
一人で歩いているとき、自分の速度は見えない。誰かと並ぶと、半歩、一歩のずれを直しながら、どちらのものでもない速度が生まれる。歩いているあいだだけ存在し、別れたところで消えていく、その速度の内訳。 -
一メートルあとで
その駅では、人の名前を呼ぶと、その人の身体が声のした方へ少し近づく。名前を知ったことで始まった一メートルの移動と、自分の足で選ぶ距離についての物語。 -
身体未退勤
仕事は終わっている。身体だけが、まだ終わっていない。勤怠表には残らない、退勤後から身体が自分の側へ戻ってくるまでの時間について。 -
身体以外、出勤済
ある朝、私の影だけが先に会社へ行っていた。最初は席に座れば戻ってきた。やがて影は戻らなくなり、私が会社へ行かなくても、仕事だけは以前より正確に進み続けた。 -
未使用のあとで
スクリーンショットは簡単に残せる。だから、あとで見る、あとで調べる、あとで決める、が増えていく。画像は残っているのに、保存した理由だけが先に消えていく。 -
Quiet Letter 11
誰かと話したあと、それまで気づかなかったものが目に入ることがある。同じ道を歩いても、人によって見ている場所は違う。誰かの視点に触れることで、自分が見落としていたものに気づく時間について綴るQuiet Letter。 -
ひとりぶんの空
私は、一日に七分だけ透明になる。見えなくなっても、身体はそこにあり、声も出る。人とすれ違い、席に座り、仕事をしながら、見えることと存在することの違いを少しずつ知っていく。 -
猫がいるなら、異常なし
閉館後の建物には、毎晩どこかに猫がいた。水漏れの前、閉まりきらない扉の前、そして何もない場所。警備システムが「異常なし」を記録し続ける夜、猫だけが別の何かを見ていた。 -
Collection: 帰るころには
内と外、接触、他者との距離、帰還。12の作品を、一つの順路として辿るCollection。 -
死んだものの呼び名
名前をつければ、それは何かになる。死んだ人、死体、河、溝口、山﨑。呼び名が揺れても、そこで起きたことと、残された身体だけは消えない。 -
見えたものから、順に助けた
絵を描くときだけ眼鏡をかける男。ある日、レンズに残った青い絵の具を通して、一本の木の周りにだけ降る雨を見つける。それから男は、色を変えながら、これまで見過ごしていたものに足を止めるようになる。 -
Collection: 彼女たちの時間
それぞれの時間をたどる13の物語。 -
今日の余白
触れるたび、ことばと円が少しずつ変わる。今いる場所から少しだけ距離をとるための、小さな余白。
