六月の途中に送る手紙。
最近、立ち止まったことはありますか?
六月になると、世界が少し曖昧になる。
春はもう終わっている。
けれど夏と呼ぶには、まだ少し早い。
天気予報は外れるし、傘を持って出るべきか迷う日も多い。
晴れていると思ったら雨が降る。
雨が降ったと思ったら、夕方には青空が見える。
でも、よく考えると、人生の大半はそういう時間なのかもしれない。
その途中にいる時間の方がずっと長い。
世界は湿っていて、心は泣いていて、今日はそんな途中の日でした。
今日は少し長く運転をしました。
緊張を解きたくて、運転に疲れた時に聴く曲を探していたら脇をつりました。
痛かったです。
音楽どころではありませんでした。
帰宅したのは夜でした。
お腹が空いていました。
お風呂に入った後、深夜4時にインスタントラーメンを食べました。
寝て起きて、そうめんを食べました。
麺のあとに麺です。
昼寝もしました。
起きたらまたお腹が空いていました。
身体が何かを取り戻そうとしているみたいでした。
寝ても覚めても眠い日です。
今日は久しぶりに自宅の布団で寝ました。
旅先ではない場所で目を覚ますのも久しぶりでした。
疲れていたはずなのに、9時前には起きていました。
起き上がらず、そのまま横になっていました。
しばらくして、最近知り合った人との通話が始まりました。
特別な話をしたわけではありません。
ただ話していました。
それだけです。
でも少し不思議でした。
長野へ行く前には想像していなかった今日を過ごしていました。
旅から帰ってきたのに、旅の前と同じ場所には戻っていない気がしました。
あなたは最近、立ち止まったことがありますか。
引っ越したわけでもないし、仕事が変わったわけでもありません。
以前なら気にも留めなかったものが、ようやく見えるようになっただけかもしれない。
それでも、少しだけ違う場所を歩いている感覚があります。
以前より少しだけ楽です。
何が変わったのかはまだ分かりません。
分からないままでいい気もしています。
六月はそういう季節だから。
またね。

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