境界– tag –
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数歩先は冬
窓を開けるたび、春、夏、秋、冬のどれかが部屋へ入ってくる。やがて何度開けても冬しか来なくなり、閉じていた窓を、ある夏の夜にもう一度開ける。 -
二つだった
二つの存在が近づき、触れたあと、片方はもう単独では動けない。それでも、消えたわけではない。 -
月に線を引く
満月と、ほぼ満月。その違いはあるのに、私には見分けられない。連続して変化する月と、人がそこに置く境界について考える。 -
Collection: 帰るころには
内と外、接触、他者との距離、帰還。12の作品を、一つの順路として辿るCollection。 -
雀の鳴く距離
外から聞こえていると思っていた雀の声は、部屋の中にあった。一羽を外へ出すと、今度はもう一羽が入ってくる。内と外、近さと遠さが何度も入れ替わる、二羽の雀との短い時間。 -
可搬する輪郭
自分の輪郭は、壁ではなく扉なのかもしれない。人との出会いによって形を変えながら、それでも失いたくない自分を持ち続ける。境界と変化の関係。 -
声とアルブメンのあいだ
人は、顔を見る前に、その人を知ってしまうことがある。声、呼吸、体温、匂い。身体から先にこぼれたものが、触れるより前に誰かの内側へ入り込んでいく。 -
それぞれの一日を持ち寄る
誰かを好きになっても、一人だった頃の自分を全部終わらせなくていい。 それぞれの一日を過ごし、また会ったときに少しだけ持ち寄る。そんな関係について。
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