身体– tag –
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可搬する輪郭
自分の輪郭は、壁ではなく扉なのかもしれない。人との出会いによって形を変えながら、それでも失いたくない自分を持ち続ける。境界と変化の関係。 -
きょうがまだ帰ってこない
昨日のことは全部覚えている。でも、そこにいた自分だけが少し遠い。写真、レシート、木陰、ひぐらし、右手の感触。残されたものを辿りながら、昨日という他人から自分へ帰っていく。 -
声とアルブメンのあいだ
人は、顔を見る前に、その人を知ってしまうことがある。声、呼吸、体温、匂い。身体から先にこぼれたものが、触れるより前に誰かの内側へ入り込んでいく。 -
空白の羽根の手触り
その夏、彼は冷蔵庫の麦茶をどこに置いたか思い出せなかった。身体は覚えていた。頭だけが遅れていた。小さな羽音とともに、失われたものの輪郭が静かに浮かび上がる。 -
一度も触れられなかった
触れた場所の熱は、やがて薄れていく。最後まで残ったのは、一度も触れられなかったところだった。触覚と距離、そのあいだに残る空白を描く短編。 -
身体は記憶する
傷は、失われたものではなく、身体が通過した時間の記録なのかもしれない。皮膚の下にあるもの、言葉になる前の痛みや経験を、身体は静かに残し続けている。 -
晴れを、良い天気と呼べなくなった
雨が止んでも、自由に外へ出られる夏は戻らなかった。雨から暑さへ変わった一か月を、日本各地から大阪、山の近くの暮らしまでたどりながら記録する。晴れを、良い天気と呼べなくなった|雨から猛暑へ変わった夏の記録 -
記憶の残し方診断
同じ時間を過ごしても、記憶に残るものは人によって違う。12の場面から、あなたの記憶が選びやすい感覚と輪郭を見つめます。 -
静寂採集
いま聞こえる音、見えている光、身体の感覚、時間の流れ。約1分の観察で、この瞬間にあった静寂をひとつの記録として採集します。 -
心は死んでいる。身体はとうに崩れている。
理由がなくても朝は来る。世界が昨日の続きを始めるなか、崩れた心と身体を抱えた僕が、理由のない時間を生きていく短編小説です。
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